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ゴルフの物語3

2013年11月15日 10時45分
時を戻して2009年ターンベリーエイルサコース全英オープン4日目18番セカンド地点。
 
32年前とほとんど同じ状況で迎えたこの場面、木々達は32年の月日でもさほど大きな成長はないが目に見えぬところで分厚く強くなったことはまちがいないであろう、芝はターフを取られては再生を繰り返しその度に根を強くめぐらし綺麗な新芽を芽生えさせて絨毯の様な緑一面を彩っている、コースはバンカーを足してコース改造を行いさらに屈強なコースへと成長した...
 
年老いて衰えたのは自分だけ...
 
32年前の事を思い出しながらこんな事も考えていたのではないだろうか。
 
セカンド地点からピンまで170ヤード
 
9番アイアンで届く距離だった...
 
しかし、年老いて衰えた自分には届かな距離だと思って一つ大きな番手を選んだ。
 
ゴルフとは己を知り己の力量の中で最善の事を自分自身の判断で行うスポーツ。
「還暦を目の前にした老体」と謙虚な選択をした。
 
が...この選択を後々悔いることになる...
 
8番アイアンで放たれたセカンドショットはピンをオーバーしてグリーン奥のラフまで行ってしまった。
衰えていたと思った自分の体はさほど老いていなかったのか⁇
アドレナリンが出ていつも以上の力が出てしまったのか⁇
原因は定かではないが、現にボールは飛びすぎてしまったのだ。
 
...やってしまった
...張りつめていた緊張の糸はプツンッ。と音をたてて切れてしまった。
 
結局アプローチを寄せきれず、運命のパーパットはカップに届かず、C・シンクと同スコアでホールアウトとなりプレーオフになった。
プレーオフでは疲れ切ったワトソンに力は残っておらず、ここまで首位で大会を引っ張ってきた者とは思えぬような惨敗を喫した。
 
 
2009年全英オープンはC・シンクが制し、もし達成していたらたぶん一生破られることのない記録59歳でレギュラーメジャー優勝というワトソンの大記録への挑戦は失敗に終わった。
 
ファンのほとんどはワトソンを応援しておりこの時ほど勝者が称されないメジャーツアーは後にも先にもこの大会だけであろう。
 
現に優勝したC・シンクは「悪者になった気分だ」とジョークを漏らした...が、この時を境に成績を出していないところを見るとそれが単なるジョークとも思えない。
 
試合が終わった後、トムワトソンは「あの2打目を9番アイアンで打っていたらまた違う結果になっていたかもしれない」と、言っている。
しかし、過ぎた時間は戻らず後悔だけが残る。
 
そして、過ぎた時間がもどらないからこそい色々なドラマが生まれる。
 
 
さて、もうすぐ冬がきますね~(笑)
 
 
 
 
 
 

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